「教えてもメモをとらないんですよ。」
飲食店で店長育成をしていた頃、
巡回で訪問したあるお店でのことです。
店頭スタッフの制服が汚れているのが気になり、
店長を呼んで声をかけました。
私:「あのスタッフ、制服が汚れているね。」
店長:「あ・・・ちゃんと教えたんですけどね…
あのこ、何回教えても覚えないしメモとらないんですよ。
すぐに着替えさせます。」
OJT(実地研修)をしていると、
「何度教えてもメモをとらない新人」に出会うことがあります。
「目で見て覚えるんで。」と言われたこともありました。
・・・でも大概、その後何度か聞いてきます。
私:「だからメモをとってって言ってるよね」
新人:「もう覚えたんで大丈夫っす」
こうしたやりとり、
現場ではよくある光景かもしれません。
でもこれらの多くは、新人さんの姿勢や能力の問題ではなく、
「教わり方」が共有されていないことが原因だったりします。
何をメモする必要があるのかがわからない状態。
・どこまで理解できていればOKなのか
・今は聞くフェーズなのか、やるフェーズなのか
・質問していいタイミングはいつなのか
(※中には、メモをとるのが面倒なだけの人もいますが…汗)
こうした前提がわからないまま、研修やOJTが始まると、
「間違えないように」「怒られないように」動くようになります。
結果として「とにかく今は、見て覚えよう。」となる。
ということで。
Bloom Walkでは、まず教える前に「どう教わってほしいか」
を言葉にすることを大切にしています。
たとえば、
・わからないことは、その場で聞いていい
・とにかくテキストに、感じたことをメモしよう
・今は簡易的にメモをとり、できれば清書してきてほしい(復習がてら)
・研修前に伝えている「4つの約束事」
※これは次の投稿で詳しく紹介します
教える前に、教わり方を教える。
これは、私の中ではmyルールのようなものです。
もし、「教えてもメモをとらない新人」に困っている方がいたら、
一度、教え方ではなく、教わり方から伝えてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

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