15年前の雨の日、名古屋から大阪に出てきました。
大きな荷物を持ち、大阪駅で完全に迷子。
(大阪の人って、ちょっと怖い)と思っていた私は
なかなか人に聞けず、駅構内をうろうろ…。
「どこ行きたいん?」
と関西弁のお父さんに声をかけられました。(一瞬ビクッとしました。)
「えっと・・・東梅田駅って歩いて行けるんですかね・・・」
そう言うと、
そのお父さんは丁寧に改札前まで一緒に歩いてくれたんです。
そして最後に「気ぃつけてな」と、ニコッ。
その瞬間、(大阪の人って、温かいな〜)と、
それまで抱いていた大阪のイメージが180度変わっていました。
今で思うとあれは、「心理的安全性」だったんだと思います。
「ここにいていいんだ」って、無意識に感じさせてくれました。
今私は大阪が大好きです。言うまでもなく笑。
新人さんも、きっと同じです。
会社に入るときは不安でいっぱい。
最初に出会う先輩や上司が、「おはよう!」と一声かけるだけで、
「挨拶できた」「会社の一員になれた」と、その後の安心感につながります。
人を育成するとき、OJT、OFF-JTと色々ありますが、
まずは、温かく迎え入れることから始まるんじゃないかなと思います。
あの頃の私のように、不安でいっぱいの新人さんが、
「ここにいていいんだ」って思える職場。
それが、人が育つ一番の土台なのかもしれません。
